君のまわしに恋してる

 

両国花錦闘士が大千穐楽を迎えた。わたし狂ってるかもしれない!という橋谷ちゃんのごとく両国花錦闘士と昇龍に狂いまくって通いまくって年末年始を過ごした2020-2021。 おしゃりき舞台の中でこの昇龍好きだなと思ったことについて書き残しておきたくて書きました。とにかく昇龍についてばかり書いてある

偏りしかないブログなのでそのことをご了承のうえで先にお進みください。

 

目次

  1. 幕開け 雪乃童との取り組み
  2. オープニング Naked Men
  3. パワハラ昇龍
  4. 端歩けデブ
  5. あんたのこだわりどこ行くの
  6. デニーロアプローチ
  7. Simulation
  8. Shadow
  9. 俺 is Beautiful
  10. 乱錦部屋朝稽古
  11. 飛田乃里との取組
  12. 負け越したら
  13. Spring Storm
  14. 美の頂点
  15. TORIKUMI ビート
  16. 美しさとは
  17. うずうず桜子様
  18. 負けてたまるか
  19. スクープ
  20. 光栄だな名古屋まで
  21. Nightmare
  22. 料亭前
  23. どうなる?
  24. Puppies 
  25. 大一番の前
  26. 男は女のため
  27. 大一番
  28. カーテンコール

 

1、初っ端の取組で何の前情報が無くても昇龍と雪乃童はライバルなんだという二人の関係性とお互いの違いがわかりやすいこの幕開け。暗がりから現れた原昇龍。マジで体出来上がってるw スタッフさんから大量の除毛剤を渡されていたらしいので、すね毛などはなく体ツルすべ。(いやすべすべかはわからん)股ずれしてるように見えて気になって内ももをガン見してしまった。すまん。

そもそも役とか関係なく体を大きくしているのは知っていたけれどマジ力士。説得力のある裸。もうこの舞台成功しか見えないじゃんと思った。

2、「裸の俺たち見ろ」の指差しが超絶好きな原嘉孝くん。「涙にまみれ」で片手を前に出して両手を踏む振り付け(語彙力)も好き過ぎた。原嘉孝くんのダンスは力強さと体幹の強さを感じる重心の低さに加えて細部にまでこだわりが見える角度が好き。友達にあそこの振付け好きでしょと即言い当てられた。

3、「身体を鍛え上げてる」の変顔。おしゃりき舞台のファースト変顔ww 白目を何事もないかのようにしちゃう原嘉孝という男最高すぎんか。というか付き人の性的嗜好アウティングしちゃうやばい人です完全にパワハラです。

4、テカテカスリーピーススーツに尖がったぴかぴか革靴にロン毛で現れる昇龍。唯一服着てるシーン。邪魔そうに髪の毛を手で払う仕草イケメンでしかない。博多座千穐楽近くになってから「そこの!龍が如く!」って須藤王に突っ込まれたあとにつまずくみたいな足運びしてたのがさり気ない動きなのにめちゃくちゃ良かった。(のに呟くの忘れてた。)クラブの中に場面転換して舞台の前方に歩いてくるときの変顔が好きすぎて歓声あげたくなるレベル。梅太郎が踊り始めた時、明治座では所在無さげに手拍子したり上の方を見上げたりしてたけど、博多座で壁に手をつき始めたときマジ天才と思った。そういう心情をさりげない仕草で表現する力よ。

梅「おめ踊れんのけ?」昇「体動かす程度?」の顔と体の動きのチグハグさがキレキレ。雪乃童に悪態をつく歌「端歩けデブ」がめちゃくちゃかっこよくて、嘉孝ほんとに歌上手くなったねぇぇ(何様)の感慨と共に、もうここのシーンは私にとってアイドル昇龍タイム。(服着てるしマイク持って踊る)決めのターンしたあとの踵のあげ方が好きすぎた。大千穐楽だけ、「端っこ歩いてろ〜♪」の「歩いてろ」の箇所を歌わずに台詞調にしてました。なんだそのイケメンアレンジ。

5、「昔はファンが多かった〜」も最初は上手袖奥へのお手振りだけだったと記憶してるけど明治座途中からお手振りのあとウインクまでするようになったw ファンの反応を見た後であろう満足気なニヤリ顔が最高にいい。 

6、デニーロアプローチを勧める須藤王と顔が近すぎるw 目の前にさされた指をはらいのけたり、須藤王のちょろり前髪を持ち上げてることもあった。てかずっと力士なのにデニーロアプローチて何ww痩せたり太ったり体の負担でかすぎるだろ?という真面目なツッコミを心の中でしてた。

7、清史兄さんのキャラの強さ。 兄へのコンプレックスはあるけどなんだかんだ分析してもらったりトレーニングのメニュー作ってもらったりで頼ってる末っ子昇龍。「なんでだよ!!」でちょっと枯れたみたいになる声が好きです。

8、須藤王の見せ場でもあり昇龍のコンプレックスについて語られる場面。上手の小窓に現れる昇龍。眩しそうに手をかざして上を仰ぎみてるのマジでナルシスト&イケメン昇龍でしかない。物憂げに考え込むシーンもあって昇龍の弱い部分が垣間見える。曲名ハンサムなあいつのシャドーらしいですよ。

9、三年の目標を二年半で達成したしってとこ年数表す指が毎回違って遊んでて意味不明だったw

清「お前のせいで女の子にフラれたことがある!」のあとの昇「なんの話しですか?」がは??のテンションなだけの時と変顔バージョンがあった。後半変顔バージョン多め。

清史の同級生に(ひろみくんの方が)「好きだから!」と言われた瞬間

「え、まじすか?」みたいな変顔キメてくるのさすが。浴衣脱ぎながらの俺 is Beautifulは完全にナルシス昇龍。目線がめちゃくちゃ色っぽいやばい。決めのジーザスポーズマジでビジュアル系。(神繋がり?)毎度爆笑してしまった。

10、乱錦親方との張り手の張合いが気になってしまって上手見ちゃう。連打したり親方にやり返されたりしてて楽しい。信頼のしんぺーさん。花束を渡されて桜子さんに褒められまくる昇龍のデレ変顔ww 桜子様が振り返った瞬間、デレ顔を誤魔化す変顔の進化が日に日にやばくて原嘉孝変顔の進化は止まりません。

11、ここで何度も仕切り直す昇龍と飛田乃里。塩をまいたあとに掌舐める昇龍のワイルドさと色気やばかったし、間違いなく美しい。四聖獣のひとつ青龍に例えられるのもその後の神に選ばれるという流れに繋がる描写なのかな。

12、あんなに凛々しかったのに桜子様に負け越したら一晩付き合って頂くわと言われてのエロ顔&股間押さえる昇龍。ジャニーズ数多しと言えどこんなに股間押さえる自担を見てるの原担がダントツでは(THE BANK ROBBERY!でもカプリスの部屋で押さえてたww) 

13、紙相撲みたいに土俵の上をトコトコ動いて現れるのがめちゃくちゃ可愛くて好きな場面。「負ければ抱ける」の白目すげぇ顎めっちゃ出てる。負けてたり腰痛めてるのに昇龍のソロダンスめちゃくちゃかっこよくない??ミュージック、リスタート!のあと「残りの五日は勝ち続け童と同じく勝ち越した」のときの五の手がめちゃくちゃ好きな原嘉孝くんの手です。

14、オペラの席につくまでのひょこひょこ歩きよww ここはバンロバのサムを彷彿した。サム可愛かったまた会いたい。桜子にアクセサリーにされてたまるかと反発するけれど、相撲取りの昇龍である自分を何より美しい、あなたなら横綱になれる、といわれて桜子と関係を持つことになる昇龍。戸惑いまくりながらも最後覚悟を決めて桜子を抱き留める昇龍の力強さ。裸の男たちに囲まれてバシっと決める一幕ラストのシーン美しくて好きだったなぁ。桜子様に触れる直前に掌の汗ぬぐう仕草にリアリティ感じた。

15、力士たちのランウェイどちゃクソかっこいい。Beat goes onの拳を前に出す振り付けの時が最高に好きなんだけどわかりますか!!!マークパンサーが現れて上手後方で豪ちゃんと並んで踊るとこも。ただし上手に座ってないと見えにくい。

16、美しくあることへの昇龍のこだわりが語られてラストの神様に選ばれたいのねに繋がるシーン。橋谷ちゃんの頭を撫でる。

原女の子の頭なでがち嘉孝降臨。演出つけられてるだけなのかもしれないけど頭撫でるの好きだよね?(新宿のありふれた夜でもリンちゃんにやってた)

17、桜子を抱く昇龍。日に日に桜子様の頭を撫でる手がこなれてくるのにニヤニヤしてた。あと繋いでた手の離し方(というか残し方)がエロい。飛ばされたハートへの反応はおうって軽く手を挙げるのとガッツポーズとあった。個人的好みは軽く手を上げる方です。(知らんがな)

18、雪ちゃんのファンサに気をとられがちなこの場面、ここでも原昇龍の歌を堪能出来る。しっかりめに右手で台車掴んで運ばれてくる昇龍結構ツボだった。真顔でコーラスする付き人三人が雪ちゃんとこのファンサしまくり宝塚トリオとの対比で面白かった。

19、何回も見てるうちに麻痺したけど、スクープ撮られてる昇龍の変顔が実はすごいww あの写真売って欲しかった。街中であの顔むしろ目立つ、いやもう力士の時点で全然忍べてないけど。

20、「光栄だな、わざわざ名古屋まで」って自信に満ち溢れた顔で登場する昇龍なのに清史の登場であっという間に隠れてたはずの影が現れる。影なんてそう簡単に消え去るものじゃないよね。須藤王に呼ばれたあとの低い「はい」が良かった。わざわざ名古屋まで~のくだりは、毎回いやいやとんでもない、名古屋なんて近いもんです気にしないでくださいって心の中で答えてましたはい。

21、めちゃくちゃシュールな展開の中、昇龍のつっこみだけはまとも。「土俵で下ネタ言うな!」とか。電話で悪夢から目が覚めたあとの「なーんだ夢か」のバリエーション楽しみにしてた。序盤て変顔もせず普通に「なーんだ夢か」もあったのが中盤過ぎたら変顔はデフォに。「なーんだ夢か。ふふっ。おぅ」「なーんだ夢か・・・Oh!」とか変化はありつつ。私は電話の着信に気づいたマジ発音いいな!?の「Oh」が大好物でした。

22、疑いを持っていた清史と桜子の関係をはっきり伝えられる昇龍。金も権力も全てを持った美しい女である桜子に自分が選ばれたことによって得た、体をまとっていたそこはかとない自信があっという間に剥がれ落ちる瞬間が素晴らしい。畳みかけるように橋谷ちゃんにまで桜子と兄の関係がバレていることがわかるしプライドの高い昇龍にはかなりキツイんじゃないかと。その最悪の状態の時に雪ちゃんが昇龍に対して妬みを見せることによって自信を取り戻すくだりは皮肉というか、そういうタイミングもライバルたる由縁というか。

23、八百長見かけた昇龍が大駄山と歌うここは「真面目なーのに」のこぶしが日に日に力強くなって好きでした。振付キュートなのにシリアス顔の昇龍。大駄山の登場に爆笑して気持ちもってかれがち。

24、トシアキが桜子様を脅す後ろで流れる梅太郎と昇龍の取組TV。トシアキごめんだけどまさに桜子様のように後ろの取組ばっか見てるとき結構あったw取組が終わったあとにプレイバックされてるのもテレビ中継っぽくてリアル。

25、バカがつくほど真っ直ぐだなの前の舌打ちが大好き。俺はお前と違って女いるからぁのマウントとってくる昇龍に負けてない雪ちゃんいいよね。

26、イントロがこれからフィナーレに向かいます!!としか言ってないこの曲。「俺はこの相撲の世界で生き残るんだ!!」に原嘉孝くん自身を勝手に重ねてしまう。こちらはその闘っている姿を見させてもらう側、消費する側なんだよねという気持ち的な矛盾を抱えながら見てる。橋谷ちゃんに「あなた神様に選ばれたいのね」と言われている昇龍の美しさ神々しさは前のブログにも書いたけれど、本当に煌めいて見える原昇龍。もうすでに神様に選ばれているじゃないかって思わされる光を放ってた。

27、大一番に向かう昇龍の表情が凛々しくて力強い。上手にいるとしっかり見られないからそういう意味では下手の席が好きでした。取組前に後ろに流れてた歓声の音とか全て消えて、劇場にいる人たち全員が静寂の中でこの取り組みを息を呑んで見守るという不思議な一体感を感じる瞬間。最後の台詞「見てろ桜子、見てろ女たち女神たち、もっと強くなってやる。もっと美しくなってやる。夜も輝くほどに艶やかになってお前らを眠れなくさせてやる」ここでみんな号泣じゃない??号泣だよね?(圧)お前何回泣くんだよってぐらい毎回泣いてたww消費している側である私の存在をも肯定してくれて、見世物だろうがなんだろうがそれでも俺はブレずに強くなってやるって決意を力強く語ってくれる原昇龍。もうこれからもずっとあなたを応援するしかないじゃんてなるやつ。その決意をこちらにさせてくれる台詞ですありがとう。

28、大一番の行方はわからないまま主題歌と共にフィナーレからのカーテンコール。緊張感から一気に解き放たれて歌とダンスで祭りだわっしょいの雰囲気でしめてくれるのめちゃくちゃ好きだ。一瞬のうちに昇龍から原嘉孝に戻る瞬間がとても好き。とにかくお辞儀が長くて丁寧。他の演者さんたちが座長・・・そろそろ・・顔あげたかな?って様子うかがってる空気感じる時があるのも好きだったw

原嘉孝くんのカーテンコールでの挨拶が素晴らしかったけれど稽古期間も含めて4ヶ月間無事に大千穐楽を迎えられたこと、やっぱり神様に見守られてる舞台だったと思う。座長の言葉をお借りすれば、こんなに寂しい終わりとこんなにも輝かしい終わりを感じさせてもらった舞台に出会えて良かったです。

 

という両国花錦闘士をひたすら思い出してたわけですが、総じて

最高だったなぁぁぁぁぁ。

幸せな舞台観させてくれてありがとう。これからもすげー景色見せてもらうのを楽しみに私はまた現場に通います。『老後の資金がありません』というめちゃくちゃ示唆に富んだというかもう私の未来を予言した舞台がきたのマジで笑うしかないwwww